2009年12月30日 23:18
天皇杯準決勝、名古屋グランパスVS清水エスパルス その1
カテゴリ:試合結果
我らが名古屋グランパスが勝ちました。
やったー!
それにしても、楢崎正剛は安定感と実力がありますね。
右手のみのスーパーセーブが取りざたされがちですが、
私は、危うかった至近距離のもう一つの、正面に飛んできたセーブも
誉めたいですね!
ストイコビッチ監督が
「ナラは、とても重要な選手と言うのは簡単だが、
本当に重要な選手なんだ。」
と語ったのはなるほどです。
正にその通りの素晴らしい選手ですね!
この試合は、キーパーの質で勝っているのが大きいですね。
続いて印象に残ったのがブルザノビッチ。
彼、もう全然ダメ・・・。
ポジション取りはイマイチだし、運動量ないし、
カウンターチャンスかと思いきやあっさりボールを取られるし、
シュートチャンスは逃すし(枠から外し過ぎ・・・)、
記憶に残るチャンスメイクは一つもない・・・。
いいとこなしの様に見えました。
もう少し努力が必要だと思う。
山口慶君に変わってから、ガラリと流れが変わりました。
今までおされぎみだったのが、名古屋が一気に攻勢をかけ始めました。
あの交代はストイコビッチ監督の手腕を感じさせます。
「まずは守りを固めて、ボールをつないで」
というメッセージだと思いますね。
そしてその思惑どおりか、ボールが急に安定しました。
そして、小川が安定してボールを受け取って、
攻めのチャレンジをする場面がありました。
阿部翔平は右ふくらはぎ裏の腫れで今試合は出場しませんでした。
で、左サイドバックで阿部ちゃんの代わりに三都主のスタメン。
やっぱり、三都主のゴール前でのディフェンスは以前も書いた通り
難があって、又抜きシュートを許すも、楢崎の好セーブ。
でも、三都主は攻撃とビルドアップで抜群の効果がありますね。
やはり日本代表の左MFを務めただけあります。
何度か相手ディフェンダーをかわして前に攻め上がりました。
三都主のこの攻め上がりの数は半端じゃなかった記憶があります。
他の選手ではああいう風には行きませんね。
阿部ちゃんもああいう感じでディフェンダーを抜き去りますが、
今試合のサントスはそれ以上の素晴らしさでした。
あの幾度にもわたる突破が攻撃の勢いをつけていましたね。
マギヌンの様に勢いを付ける効果がありました。
実施、名古屋の1点は、このサントスの突破からのロングボールで、
ケネディがゴール前で倒されて取ったPKからです。
サントスがいなければこの試合は負けてましたよ、多分。
左サイドの攻めは良かった!ありがとう三都主!
小川はなるほど、ボールが回ってくればいい仕事していますね。
やはり彼が前にいるときに、きちんとそこに安定してボールが入ることが
重要ですね。
安定してボールが入れば、突破してくれます。
ブルザノヴィッチがうまくその辺りの仕事をしてくれるといいのですが、
イマイチでした。
いつもは阿部ちゃんからいい感じのスルーパスが来ると言うわけですね。
吉村圭司からスルーパスが入ればいいのですが、
今試合ではいいスルーパスはほぼ見られませんでした。
試合前に、ストイコヴィッチ監督から、
前で攻撃参加する練習を課されていましたけどね。
準々決勝のFC岐阜戦の様なナイススルーパスは
出せていませんでした。
岐阜戦は「おぉ?吉村がなかなかいい感じの攻め上がりを見せてる!」
と驚いたので、期待していたのですが、今試合では
いつもの直志のレベルほどの攻撃参加に至っていなかった印象です。
今回の直志は、吉村が守備をしっかりしていたからか、
守備に追われる感じではなかったですね。
きちんと安定して攻撃に参加していたと思います。
吉村を誉めるのを忘れてはいけないでしょう。
さて。続いてケネディについてです。
ケネディは、「試合後はいつも体が痛いよ」と常日頃語って言いる様に、
相手ディフェンダーに、審判の見えないところで背中側から
削られまくっています。まるで格闘技。
解説者が言っていたとおり、ケネディのマークをしている
清水のセンターバックが体をはって頑張っているともいえます。
実際、何度かケネディのシュートを、体をしっかりと寄せて
ぎりぎりのところで抑え込んでいました。
ケネディーのフリーの場面はほぼ無かったですからね。
ケネディーは惜しいシュートが2本ほどありました。
ゴール隅のクロスバーに当たるやつとか。
ともかく、ケネディはいつも見えないところで
背中をやられまくっているのです。
私は見逃してはいませんよ、ケネディーのこの涙ぐましい頑張りを。
そして、この試合の唯一の得点も、体を張り続けた結果、
ケネディはゴール前でPKを獲得しました。
これが「運がいい」などと言っている連中は見かたが甘い!
あのPKは、ケネディーと清水ディフェンダーとの、幾度とない
体を張った戦いによる、ケネディーの“戦果”そのものなのだ!
よくやってくれた!ケネディ!
彼のPK獲得がなければ、この試合は負けていた!
新婚ほやほやの玉田圭司がこれを決めて、
同点に追い付きました!
玉田の落ち着いたPKはさすが。
玉ちゃんは試合のところどころで「削られまくっている」
わけですが、ボールを出した直後くらいに
いつも背中側からやられていますね。
玉ちゃん自身もこのあたりのことを認識しながらプレーすると良いと思います。
鹿島アントラーズのマルキーニョスが削られる場面って
あまり無いと思うのですが、彼のゴールシーンを観察してみると、
なるほど、手をしっかり延ばして、
相手の体を自身に近づけないようにしていました。
ボールを出した後のちょっとした体の使い方に気を付けるなどして、
けがをしない様にしておしいなぁなんて思います。
この部分は絶対に改善の余地ありですね。玉田さんは。
玉田本人は過去に「削られると闘志が沸いてくる」
といった様な発言をしていましたが、マルキーニョスに学んで欲しいです。
マルキ流「悪質ディフェンダーのいなし方」を習得したら、
得点ランキングでもっと上位に入るんじゃないかな。
とは言え、今試合で受けたファールは、
相手がイエローもらうべきものがありました。
審判が取ってくれませんでした。
そして、今試合の前半は、玉田が攻撃の起点と言っても良いほど、
ぐいぐいと攻撃を扇動していました。
敵陣をかき乱す玉田、策を凝らす玉田、という感じでした。
続く。
やったー!
それにしても、楢崎正剛は安定感と実力がありますね。
右手のみのスーパーセーブが取りざたされがちですが、
私は、危うかった至近距離のもう一つの、正面に飛んできたセーブも
誉めたいですね!
ストイコビッチ監督が
「ナラは、とても重要な選手と言うのは簡単だが、
本当に重要な選手なんだ。」
と語ったのはなるほどです。
正にその通りの素晴らしい選手ですね!
この試合は、キーパーの質で勝っているのが大きいですね。
続いて印象に残ったのがブルザノビッチ。
彼、もう全然ダメ・・・。
ポジション取りはイマイチだし、運動量ないし、
カウンターチャンスかと思いきやあっさりボールを取られるし、
シュートチャンスは逃すし(枠から外し過ぎ・・・)、
記憶に残るチャンスメイクは一つもない・・・。
いいとこなしの様に見えました。
もう少し努力が必要だと思う。
山口慶君に変わってから、ガラリと流れが変わりました。
今までおされぎみだったのが、名古屋が一気に攻勢をかけ始めました。
あの交代はストイコビッチ監督の手腕を感じさせます。
「まずは守りを固めて、ボールをつないで」
というメッセージだと思いますね。
そしてその思惑どおりか、ボールが急に安定しました。
そして、小川が安定してボールを受け取って、
攻めのチャレンジをする場面がありました。
阿部翔平は右ふくらはぎ裏の腫れで今試合は出場しませんでした。
で、左サイドバックで阿部ちゃんの代わりに三都主のスタメン。
やっぱり、三都主のゴール前でのディフェンスは以前も書いた通り
難があって、又抜きシュートを許すも、楢崎の好セーブ。
でも、三都主は攻撃とビルドアップで抜群の効果がありますね。
やはり日本代表の左MFを務めただけあります。
何度か相手ディフェンダーをかわして前に攻め上がりました。
三都主のこの攻め上がりの数は半端じゃなかった記憶があります。
他の選手ではああいう風には行きませんね。
阿部ちゃんもああいう感じでディフェンダーを抜き去りますが、
今試合のサントスはそれ以上の素晴らしさでした。
あの幾度にもわたる突破が攻撃の勢いをつけていましたね。
マギヌンの様に勢いを付ける効果がありました。
実施、名古屋の1点は、このサントスの突破からのロングボールで、
ケネディがゴール前で倒されて取ったPKからです。
サントスがいなければこの試合は負けてましたよ、多分。
左サイドの攻めは良かった!ありがとう三都主!
小川はなるほど、ボールが回ってくればいい仕事していますね。
やはり彼が前にいるときに、きちんとそこに安定してボールが入ることが
重要ですね。
安定してボールが入れば、突破してくれます。
ブルザノヴィッチがうまくその辺りの仕事をしてくれるといいのですが、
イマイチでした。
いつもは阿部ちゃんからいい感じのスルーパスが来ると言うわけですね。
吉村圭司からスルーパスが入ればいいのですが、
今試合ではいいスルーパスはほぼ見られませんでした。
試合前に、ストイコヴィッチ監督から、
前で攻撃参加する練習を課されていましたけどね。
準々決勝のFC岐阜戦の様なナイススルーパスは
出せていませんでした。
岐阜戦は「おぉ?吉村がなかなかいい感じの攻め上がりを見せてる!」
と驚いたので、期待していたのですが、今試合では
いつもの直志のレベルほどの攻撃参加に至っていなかった印象です。
今回の直志は、吉村が守備をしっかりしていたからか、
守備に追われる感じではなかったですね。
きちんと安定して攻撃に参加していたと思います。
吉村を誉めるのを忘れてはいけないでしょう。
さて。続いてケネディについてです。
ケネディは、「試合後はいつも体が痛いよ」と常日頃語って言いる様に、
相手ディフェンダーに、審判の見えないところで背中側から
削られまくっています。まるで格闘技。
解説者が言っていたとおり、ケネディのマークをしている
清水のセンターバックが体をはって頑張っているともいえます。
実際、何度かケネディのシュートを、体をしっかりと寄せて
ぎりぎりのところで抑え込んでいました。
ケネディーのフリーの場面はほぼ無かったですからね。
ケネディーは惜しいシュートが2本ほどありました。
ゴール隅のクロスバーに当たるやつとか。
ともかく、ケネディはいつも見えないところで
背中をやられまくっているのです。
私は見逃してはいませんよ、ケネディーのこの涙ぐましい頑張りを。
そして、この試合の唯一の得点も、体を張り続けた結果、
ケネディはゴール前でPKを獲得しました。
これが「運がいい」などと言っている連中は見かたが甘い!
あのPKは、ケネディーと清水ディフェンダーとの、幾度とない
体を張った戦いによる、ケネディーの“戦果”そのものなのだ!
よくやってくれた!ケネディ!
彼のPK獲得がなければ、この試合は負けていた!
新婚ほやほやの玉田圭司がこれを決めて、
同点に追い付きました!
玉田の落ち着いたPKはさすが。
玉ちゃんは試合のところどころで「削られまくっている」
わけですが、ボールを出した直後くらいに
いつも背中側からやられていますね。
玉ちゃん自身もこのあたりのことを認識しながらプレーすると良いと思います。
鹿島アントラーズのマルキーニョスが削られる場面って
あまり無いと思うのですが、彼のゴールシーンを観察してみると、
なるほど、手をしっかり延ばして、
相手の体を自身に近づけないようにしていました。
ボールを出した後のちょっとした体の使い方に気を付けるなどして、
けがをしない様にしておしいなぁなんて思います。
この部分は絶対に改善の余地ありですね。玉田さんは。
玉田本人は過去に「削られると闘志が沸いてくる」
といった様な発言をしていましたが、マルキーニョスに学んで欲しいです。
マルキ流「悪質ディフェンダーのいなし方」を習得したら、
得点ランキングでもっと上位に入るんじゃないかな。
とは言え、今試合で受けたファールは、
相手がイエローもらうべきものがありました。
審判が取ってくれませんでした。
そして、今試合の前半は、玉田が攻撃の起点と言っても良いほど、
ぐいぐいと攻撃を扇動していました。
敵陣をかき乱す玉田、策を凝らす玉田、という感じでした。
続く。
Posted by Rito
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