2010年05月22日 22:48

名古屋グランパスVS大宮アルディージャ(ナビスコ杯)

カテゴリ:試合結果
名古屋グランパスVS大宮アルディージャ
試合結果は、1-3で大宮アルディージャの勝ち。


前半で3失点・・・。

大宮は、ほぼトップメンバーがそろっているのに対し、
こちらは、代表4選手と&マギヌン&アレックスが抜けています。

ナビスコ杯は、トップメンバーだけで固定で回してはいけないルールがあります。
それもあってか、増川隆洋、小川佳純、吉村圭司、杉本恵太がベンチスタートです。
田中隼磨はベンチ外。


花井聖のセンターバックが注目だったわけですが、結論からすると「ダメ」でしたね。

ビルドアップの時は、なかなかいいフィードを見せていたのですが、守備がかなり厳しかったです。
“相手を潰す”という場面が殆んど無かったと思います。
ただ相手に付いているだけ、という感じがしました。

うーむ。
これで花井のセンターバックはなくなったかな。




橋本晃司は、なかなか良かった気がします。
シュートの詰めが甘かったのですが、サイドや中央から果敢に攻めていました。

橋本は、終始“戦っている”という感じがしました。
何度も、サイドや中央を“こじ開けよう”としていました。

次回も期待できます。




巻佑樹は、ポストプレーを頑張っていましたね。
ゴールを脅かすシュートはあまりなかったのですが。
次回こそ、得点を決めて欲しいですね。




今日のダニルソンは、ミスが目立ちました。
最初の失点も、ダニルソンのミスから。
うーむ。ダニルソンを取ったのは失敗だったかも。
2010年全体を通じて、中盤でボールを取られ過ぎです。




竹内彬は、田中隼磨ほどの活躍をできずに終わってしまいました。
今日の竹内を見て、いかに隼磨がいいプレイヤーであるかが分かります。




ちなみに、私は、ストイコビッチ監督の竹内に対する評価がすこぶる低いのではないかと想像しています。
なんだかんだで、失点が多いからです。
また、本人が自覚している通り、クロスの精度が良くないからです。

今日も、竹内が右サイドの前線にいた時のプレーを見て怒るストイコビッチ監督が映っていました。




来年あたり、竹内がグランパスからレンタル移籍、あるいは完全移籍してしまうのではないかと心配です。




名古屋にはお金があるので、かつてのアレックスの様な“ベンチで出番を待ち望んでいる実力者”をいつでも獲得できてしまいます。

平木良樹、佐藤将也、新川織部など、次々と若手を放出したグランパス。
おまけに杉本恵太まで、大幅な減額に処して、放出も辞さない考え。

来年は、田中輝希も来ます。

実はグランパスは今、セカンドメンバーの入れ替えを行っている真っ最中なのです。
そんな中で今日の試合内容だと、ストイコビッチ監督も厳しく対応せざるを得なくなると思うのです。

セカンドチームの練習試合を見に行っては、落胆して見るのもやめてしまうストイコビッチ監督。
監督は、セカンドチームの改善を図りたいと思っているはずです。

山口慶ほどのプレイヤーをあっさりと切り捨ててしまったグランパス。
一方で元日本代表アレックスをポンと獲得してしまったグランパス。




久米GMが来てから、グランパスに“安住の地”はなくなってしまったのかも知れません。




だからセカンドチームには頑張って欲しい。
もっと頑張って、ファーストチームを脅かす選手になって欲しい。
少なくとも山口慶以上の選手にならないと、グランパスには残れない・・・。

頑張れ花井!
頑張れ竹内彬!





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2010年05月16日 18:54

名古屋グランパスVS鹿島アントラーズ

カテゴリ:試合結果
名古屋グランパスVS鹿島アントラーズ
の試合結果は、1-4で鹿島の勝ち。

グランパスは完敗でした・・・。



鹿島は本当に強いですね。
選手一人ひとりの質が高いです。
その上で戦術がしっかりしているんですね。




増川は今日、いきなりマルキーニョスへのミスパス!
そして、終始、スピードが早いマルキーニョスにやられっぱなしだった気がします。

これはストイコビッチ監督のミスキャストではないかと思います。
増川ではなく、千代反田であれば、もう少しマルキのスピードに対応できたのではないかと思います。




アレックス三都主の調子が良かったのに、前半で吉村と負傷交代してしまったのも残念です。
アレックスがいないと、パワープレーがいまいち機能しないですね。




最近、巻が入ると、思わずがっかりしてしまう私。
巻のところに蹴っても、ケネディーに繋がることは殆んどなく、相手ボールになってしまう確率が高いからです。




終盤、アントラーズの本山の“ボールの散らし”がうまかったです。
スルーパスやサイドチェンジを効果的にやられてしまいました。
鹿島アントラーズの10番、そして日本代表に7年間選ばれ続けた男、本山雅志。
怪我明けにも関わらず、うまいです。




それにしても今日の審判は、酷いジャッジでしたね。
ファールをあまりとりませんでした。
名古屋の選手が鹿島の選手を痛めつける場面が多々ありました。

敵、味方に関わらず、ケガをさせないようなジャッジをして欲しいものですね。

両方のチームの選手と監督が腹を立てていましたね。




ブルザノビッチ、小川佳純、田中隼磨のシュートは惜しかった。
一方のアントラーズの選手のシュート精度は、皆、すごく高かった。




アントラーズは本当に強かった。
今日は完敗です。



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2010年05月10日 20:55

ベガルタ仙台VS名古屋グランパス

カテゴリ:試合結果
ベガルタ仙台VS名古屋グランパス
の試合結果は、1-2で名古屋グランパスの勝ち。



ケネディーの2得点の大活躍で劇的勝利!!



   ケネディ
小川       杉本
 ブルゾ   直志
   ダニルソン
阿部 増川 闘莉王 隼磨



 中島裕希 平瀬智行

梁勇基     関口訓充

 千葉直樹 永井篤志

朴柱成      田村直也
 鎌田次郎 エリゼウ

    林卓人




まずは何と言ってもケネディーです!
ケネディーは、“ボールの受けに行き方”が絶妙にうまいですね。
見方がボランチの辺りでボールを奪った途端、受けるためにしっかり走ってある程度の速さで自陣に下がってきます。

そこで溜めを作るパス。
下手にキープしてリスクを負ったりせず、空いたスペースに駆け上がってくる味方にシンプルに的確なパスを出していました。

エルゼウのゴール前でのイエローを誘発して、PKでゴール。
主審、ジャスティス岡田の“らしい判定”でやり直しとなるも、まったく同じ右隅にきっちり決めてくれました!

ケネディーは、右サイドの隼磨と杉本に絡むために右サイドに駆けあがったりもしていました。
中央に張っているばかりではなく、コーナー近くまで行ってボールを受け、クロスを上げていました。

時にはダニルソンのやや前の位置から、左サイドのコーナー付近へ駆け上がる阿部にロングフィードを出すなど、ボールを散らすプレーも見せてくれました。

後半には、敵のペナルティーエリア内中央へのグラウンダーパス(危ねぇ!)をクリアーするなど、ホント、走り回っています!
巻祐樹より走っています!

今日のケネディーは“何でも屋”。
やってないプレーと言えば、キーパーセーブくらいでしょうか。(笑)

プレーがシンプル。
JリーグNo.1の身長から繰り出す正確なヘディングスキル。
それでいて、しっかり走る献身性。


エリゼウに1点を返されて、かなり焦りましたが、闘莉王の“闘志”とケネディーの“職人的ヘディング技術”で盛り返しました!

ケネディーはホントに素晴らしい名古屋の大黒柱です!
今日、一番よく走って、全てをこなしていました。
チームにストイコビッチ監督の檄が飛んで、ケネディーも奮起したのですね!




続いて楢崎正剛。

中島の正面からの弾丸シュートをセーブ。
平瀬のボレーシュートをセーブ。
関口のゴールポストにぶち当たるシュートをセーブ!
リャンヨンギの至近距離シュートをセーブ!!

相変わらず凄いセーブです!!

今日は、ポストに直撃するシュートなど、楢崎が触れることができない場面も多々ありましたが、1失点に抑えてくれました。
さすが、日本代表No.1キーパーです!




続いて阿部翔平。
今日は序盤、ロングフィード、ロングキックを積極的に行っていました。
それでこそアベショーだ!

やっぱりアベショーのロングキックは見ごたえがありますね!
小川が前でスペースに向かって走り出すと、それにきちんと反応して、正確なグラウンダーボールを出していた阿部翔平。
やっぱり阿部からの鋭いパスで小川は活きます。

今日はアレックスがいなかったのですが、阿部がその分、思う存分、プレーしていた様に思います。

今日、見ていて改めて思ったのですが、阿部って、右サイドからのサイドチェンジの長いボールを、きちんとうまくトラップしますね。
きちんとトラップして当然と言われるかも知れませんが、次の展開をいち早く行うかどうかって、とても大事です。

皆さんもご存じの通り、前線への上がりも、ディフェンスも、全体的に質が高いです。
2008年だかに代表に呼ばれましたが、なるほどです。
日本代表の左サイドバックには、長友が君臨していますので、代表に入るのはかなり難しいと思いますけどね。

日本代表の左サイドバックの選手が2、3人負傷したら、次は阿部が待ち受けているぜ!

今日のプレーで一つ拍手しておきたいのは、自陣ゴール前で、フリーキックを与えてしまったプレー。
あれは、紙一重のところで、結果としてファールとなってしまったが、素晴らしいチャレンジだったと思います。
インターセプトを狙って、鋭い飛び出しをしました。

ファールを取られて、素直に倒した相手にすぐさま謝っていた阿部。
私はああいった、チャレンジするプレーは、失敗しようが成功しようが、拍手を送りたいと思います。
致命的な失敗はもちろんいけませんが、相手を自由にさせないプレーは大事だと思います。

かつて、日本代表に招集された男、阿部翔平は次節の鹿島戦でもスタメンだ!
(アレックスもね)




続いて増川隆洋。
今日は、前半で1つだけ危ないサイドチェンジをしましたが、それ以外は、安定していたと思います。
しかも、敵FWをうまくいなす場面も見られました。
いつも以上のうまさを見せた増川。

スタメンに、千代反田ではなく増川が常に選ばれているだけのことはある、と思わせるプレーでした!
つまり、今日の増川は好調でした!




続いて今日の闘莉王。

左サイドの阿部がフェルナンジーニョらの連携プレーで抜かれてクロスを上げられ、

「ヤバい!!あぁっ!!・・・・平瀬のヘディングシュートがゴールに吸い込まれた・・・・」

っとなったのですが、これはオフサイド。
失点とはなりませんでした。

「ホッ。」

闘莉王、隼磨らDF陣のラインコントロールが勝ちました。
DF陣は、ナイスなインテリジェンスでした。

過去2試合ほど、隼磨がディフェンスラインを上げ損ねて失点していることをこのブログで指摘していたのですが、これが改善されたということですね!
素晴らしいです。

1つの問題点の改善が、1つの試合の勝敗を左右しているのですね。
素晴らしいラインコントロールでした。
これは、優勝を目指す名古屋にとって、とても素晴らしい成長ですね!
地味ですが、とても大事な闘莉王効果の一つです。

日本代表レベルのディフェンスプレーを、シーズンを通じて徹底的に叩き込まれていく田中隼磨。
名古屋のディフェンスラインは、闘莉王の加入によって、間違いなく急激な成長を遂げています!




続いて、その田中隼磨。
先述の通り、ディフェンスラインの改善は良かったです。
そして今日は右サイドからの攻撃が盛んでした!

いいぞ!田中隼磨!

前節の試合後のミーティングで、ストイコビッチ監督からチーム全体に対して檄が飛んだことが影響したのか、今日の田中隼磨は、序盤から積極的に攻めていました。

前々節だったかの、“臆病な隼磨”、“リスクに慎重な隼磨”は、一変して“果敢に前へと進む隼磨”、“ボールを前に運ぶ隼磨”に変わっていました!

そんな隼磨に、念願のスタメン出場を果たしたヤル気満々の杉本が絡んで、見ごたえのある攻めを見せてくれました!

前節までは前方に殆んどボールをけらなかった隼磨。
敵と対峙すると、ほぼ99%、バックパスor中央へのパスをしていた隼磨。

今節はそんな隼磨ではありませんでした!

この調子で、恐れずに前に仕掛けて欲しいですね!
仕掛けるのは金崎ばかりじゃないぜよ!

ACLベスト4を勝ち取った時の、川崎戦でのあのナイスクロスを見せてくれ!
コーナー深くまで駆け上がって、マイナスのクロスを上げる隼磨を見せてくれ!




続いて杉本恵太。
杉本も積極的でした。

1点目の得点は、杉本の積極的な仕掛けから生まれました。
一瞬の爆発的なスピードで前へ前へと突き進み、ケネディーへクロスを上げてくれました。

その結果、PKを得て、ケネディーの得点へと繋がります。

ナイスでした!
やはりスピードスター杉本恵太は、純粋にコーナー付近目がけて突っ切ると、結果が出てきます。




続いて中村直志。
今日も良く走ってくれていたと思います。
途中交代で中村直志がいなくなった途端、相手に攻められまくるので、やはり直志の存在は大きいということですね。

今日は監督の指示で、途中からダニルソンとのダブルボランチになりました。
シュートが少ない、と嘆かないで下さいね。

ボランチとしての仕事をきっちりとこなしてくれていました。
調子がいいので、次節にも期待です。




続いてダニルソン。
今日は珍しく先発で出場しましたね。

いつもより調子が良かったと思います。
強さと速さが活きていました。

これまでよりもムラが無くなり、ボールを追いすぎるプレーもなくなった様に思います。
ポジション取りがものすごく良くなりましたね。

監督やコーチ陣が、しっかり教え込んだのではないかと思います。

今日の試合では、ミドルシュートも放っていました。
ダニルソンのミドルは、名古屋サポーターにとっては楽しみの一つですね。

見ごたえがあります。

ダニルソンの今日の守備は、合格点なのではないでしょうか。
今後に期待が持てます。




続いて吉村圭司。
全力でプレーした中村直志に代って途中出場しました。
運動量が豊富だったと思います。

前節でも思ったのですが、吉村が入った辺りから急に相手チームの攻勢が続く気がしています。
吉村が悪いと言いたいのではなく、“守備職人”の吉村が入ることでチーム全体が、やや安心するのかもしれません。

「守備に強い吉村が入ってくれた。これであとはフレッシュな吉村に任せておけばいい。」と。

その気持ちがあるからか、他の選手達は、途端に中盤で足が止まるのかも知れません。
ポジショニングを工夫しなくなる様な気がします。

それによって、一方の吉村は、パスの出し先に苦慮している傾向があると感じます。
はっきりとは断言できないのですが、後半の吉村が入った辺りから攻められ続ける要因を探って行きたいと思います。

名古屋は後半の終わりごろに失点するケースが多いですからね。





続いてマギヌン。
後半69分に杉本恵太に代って途中出場したのですが、すぐさま、治ったばかりの箇所を再び負傷してしまいました・・・。
クセにならないといいのですが・・・。
僅か9分間で交代。

公式サイトによると、全治2週間のケガだそうです。
右大腿外側ハムストリングの肉離れ。

鹿島アントラーズ戦は欠場が決定ですね。残念。




続いてブルザノヴィッチ。
後半、惜しい強烈なボレーシュートを放つなど、積極的でした。
効果的なサイドチェンジを出したり、しっかりとしたボールをキープをしたりで、安定していました。

そしていつもの様に、何かが起こりそうなドリブルも仕掛けていました。
あのドリブルはワクワクさせてくれますね。

ゴールこそならないものの、ゴールに迫る機会をいくつか演出していました。
試合終盤にはいつも疲れて動きが悪くなり、交代していたのですが、今試合では、マギヌンの負傷などで交代枠が無くなって、最後までプレーしていました。

後半39分のフェルナンジーニョの同点ゴールで、思わず顔を抑えて後ろに倒れ込んで悔しがるブルゾ。
ブルゾもチームのために必死なんだなぁと思いました。







最後に小川。
フェルナンジーニョのゴールは、小川の足が止まってマークが完全にはずれたことに起因します。
小川は疲れていた。

↓こちらの動画の5:00のところから再生してみて下さい。


小川の足は止まっていた。
小川はあのシーンではディフェンスをせず、“何もしなかった”。
ただただ、右サイドコーナー付近にボールが流れて行くのを見つめ、後半途中から入ってフレッシュな状態のフェルナンジーニョのマークをはずし、ただただクロスを上げられるのを待った。

ゴール前に張るフレッシュな選手へのパスコースを切らなかった。
小川よ。これは重大なミスだった。

今見てみると、この場面では、フェルナンジーニョを止めるのに、“猛スピード”で走る必要がないことが分かる。
あとほんの2メートルだけゆっくりランして、フェルとパスの出し手との間にポジショニングするべきだった。

「ほんの2メートルのゆっくりとした移動」

これがあれば、あの失点はなかった。

“ゲーム終了間際”の課題の克服を考えた時、全力で走ることだけがその方策ではない。と、この場面は教えてくれます。

“ゴール付近での良いポジショニング(パスコースを切ること)”という方策があるようです。


チームは試合で勝った。
しかし小川は、“ほんの2メートルのランを怠る気持ち”に負けた。

“気持ち”で勝てば、2メートルの軽いランは出来る。
名古屋の10番にはそれが出来る。

“気持ち”だけは絶対に負けないでくれ!


でもまあいい。勝点3をもぎ取った!

小川よ。次節の鹿島アントラーズはもっと手ごわいぞ。
頑張れ!小川佳純!

前半、左足から積極的にシュートも放った。
次こそ得点だ!

決めてやれ!小川佳純!


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2010年05月10日 14:47

日本代表メンバー発表!

カテゴリ:日本代表
日本代表メンバーが発表されました。

GK 楢崎 川島 川口
DF 中澤 闘莉王 今野 岩政 駒野 長友 内田
MF 俊輔 遠藤 憲剛 稲本 阿部 長谷部 本田 松井
FW 岡崎 玉田 大久保 森本 矢野

です。
順当な感じですね。


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2010年05月07日 23:10

田中輝希選手が来季の新規加入に内定!

カテゴリ:移籍情報
三菱養和S.Cユースの田中輝希(17)の来季新加入が内定したようです。
グランパスの公式サイトで発表されました。

浦和レッズのフィンケ監督が、「また会えることを期待しています」と本人に言ったほどの逸材。

U-16日本代表候補ということで、実力は確かなようです。
浦和、千葉、争奪戦に勝ったということで、楽しみですね。

2月のグランパスの指宿キャンプにも参加していたようです。

この勢いで、快速FWの宮市亮(中京大中京高)も獲得して欲しいですね!


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2010年05月05日 19:22

浦和レッズVS名古屋グランパス

カテゴリ:試合結果
浦和レッズVS名古屋グランパス
の試合結果は、2-1で浦和レッズの勝ち。



前半早々にケネディーがディングでゴールしたまではいいのですが、後半に2点返されてしまいました。



     ケネディ
玉田          小川

ブルゾ       直志
     三都主

阿部  増川  千代反田  隼磨

      楢崎



     エジミウソン

柏木陽介   田中達也   ポンテ

     細貝萌  阿部勇樹

宇賀神友弥 坪井慶介 山田暢久 平川忠亮

      山岸範宏




まず、玉田圭司。
今日は前半45分だけの出場でした。

見せ場はありませんでした。
でも、浦和相手に気合いが入っているのは伝わってきました。

ファールがうまい細貝に後ろから何度か蹴られ、ピッチから引きずりおろされてしまいました。
いつもの通り。残念です。

「クライフ」にはなれず、いつもの通り、「ファールであっさり引きずりおろされる玉田圭司」だった・・・。

太もも辺りにもアクシデントがあった様な感じですね。
ケガが酷くないことを祈ります。

ここで、玉田の怪我の原因を考えてみます。

最大の原因は、

「敵をごくごく間近に背負った状態でボールをもらう。
 (ボールを受けた途端、当然のごとく蹴られる)」

ということだと思います。

「相手の“近く”に“止まった状態”で、ボールを受ける」

ということかも知れません。
相手としてはファールをしやすい選手なのかと。

何とか改善できないものかなぁ。
改善されぬまま“あっさりとケガ”して、W杯に出れなかったりするのかなぁ・・・。


次節には、より賢いプレーヤーとして登場してくれるでしょう。
ファールに対する防衛策を身に付けた玉田選手を見たいですね。

とにかく、最後まで出場して欲しいです。




続いて小川佳純。
前半、1対1になる決定的な場面になるもゴール左端にはずれてしまいました。
残念。

私は考えが甘いと言われるかも知れないが「気にするな!次頑張れ。」と言っておく。
「ブルーな気持ちを“引きずるな”」と言っておく。

一方、いい動きだしは出来ていたと思います。

吉村が高い位置でボールを持った時、左から右前へと敵を置き去りにして走っていました。
吉村から縦パスは来ませんでしたが、それでもめげないであの動きだしを続けて欲しいです。
マギヌン、金崎、玉田など、良い出し手がいれば、間違いなく効果的な動きですからね。

あと、左サイドで阿部からボールを受けても、一人、孤立してしまい、なかなか前に攻め上がれない場面が何度かありました。
やはり、阿部⇒三都主⇒小川、という具合に、左に人数をかけれるといいですね。
三都主に変わって吉村がワンボランチの状態だったので、それはキツかった様です。

前の記事にも書きましたが、小川は仲間との連携でこそ活きると思います。




続いてブルザノヴィッチ。
ブルゾは上がりすぎてはいけないと思う。
ボールを前線へさばく役割を担ってほしいです。

最後の方で、ブルゾが上がりっきりになっていましたが、ブルゾは完全に死んでいました。
前に上がりきったブルゾがボールを受けることは一度もなかった気がします。

ブルゾの強みは高さではなく、足元からの正確なスルーパスだと思います。
終盤にゲームコントロールをしてほしいものです。




続いて田中隼磨。
うーむ。直接の失点には絡まなかったが、数回のピンチを招いてしまっていた。
でも、攻め上がり&キープは前節より良かったです。

相手が潰しに来ていましたが、気持ちで負けていませんでした。
前節の“腰の引けた”バックパスオンリーの隼磨は影をひそめ、果敢に抜き去ろうとする姿をみることができました!

隼磨がコーナーを勝ち取る場面が、ここ数試合は少ないのですが、リスクを抑えながらも前に行く気持ちが出ていた様に思います。




続いて中村直志です。
終盤、直志が上がりきってしまって、中盤をお留守にしていると、はやり試合が厳しくなりますね。
吉村がさばき切れていない印象があります。

今日の吉村のセンター付近でのボールさばきを見ていて、はやり直志が中盤にいないとダメだなと思いました。
直志は常に前に張っていてはいけない。
パワープレーの時でさえも。いや、パワープレーの時こそ、しっかりボールキープして前線につなぐ役を担って欲しい。

普段は中盤でゲームを安定的に組み立て、サイドにボールが入ったと思ったら上がる。
これです。

中村直志のゴール前のポジション取りはいい。
あとは、常にゴール前にいるのではなく、「2列目から飛び出す」っていうのをやるといいと思います。
試合終盤でさえも。

ちなみに、終盤で無理矢理コーナーをゲットしたプレーは良かったです。
なんといいますか、やるべことを理解してプレーしている感じがしました。




続いて吉村圭司です。
今日のヨっさんは、終盤に、前に張った選手達に縦パスを出すことがあまり見られなかった気がします。
もっとデキる選手のはずですので、次節、頑張って欲しいです。



続いて増川隆洋。
1点目は体を投げ出して止めて欲しかったです。
三都主がやった様に。
(三都主はポンテのゴール正面のシュートを意地で止めてましたね!)

それと、ヘディングでのクリアーを、味方に渡せるようになって欲しいです。
今試合も、相手に渡ってしまう確率が高かったです。



続いて阿部翔平。
阿部ちゃんは、終盤は特に良かったと思います。
完全にチーム全体が疲れている時にでも、きちんとボールをキープして、基本に忠実に、縦にシンプルにパスを出していました。

相手の攻撃を止めて、「さて左サイドから組み立てる」、という時に、きちんとボールを出すべきところに出していた感があります。
その次のところで、チームメートが攻めきれずにボールを取られていましたけどね。

見ていて気がついたのですが、左サイドは、阿部ちゃんが上がると良い感じになる。
上がらないとやられる。という気がしました。

今日の阿部翔平は、終盤でも光っていた。
次節のスタメン間違いなし。

ボランチが、「阿部を上げさせる」という意識を持つといいと思いました。
最初から阿部にいい形で渡すつもりで右サイドの隼磨に一旦ボールを預け、再びちゃっかり阿部ちゃんがクロスを上げる。
これです。




続いてアレックス(三都主)。
アレックスも良かったと思います。
前節があまりにも輝いていたので、今節も期待していました。
なぜか途中で交代になってしまったので、とても残念でした。

終盤の巻き返し時には、アレックスの正確なパスが無いことがとても残念に思いました。
やはりアレックスは欠かせませんね。




続いてケネディー。
ケネディーは今日も良かったですね!
ナイス先制ゴールでした!

アレックスからの遠く右サイドからのボールに頭で合わせてゴール。
あれを決めるのはとても高い技術が必要で、難しいことだと思います。

でもピンポイントで合わせて決めちゃった。。
ケネディーはただ高いだけではなく、ヘディング職人とも言うべきスキルを持っていますね。

すごい技術力だと思います。




続いて千代反田充。
今日はミストラップによってポンテに奪われ、失点してしまいました。
残念。
たまにしか出場しないので、今日は結果を出したいところだったと思います。

全体的には良い守備をしているのですが、たった1回のミスや不運に泣かされる試合が続いていますね。

数字だけ見ると、失点に絡んでいる回数や割合が、増川よりも多くなってしまっている気がします。




続いて楢崎正剛。
楢さんは今日もファインセーブ連発。

楢さんではどうしようもない場面で失点してしまったと思います。
楢さんじゃなかったら、もっと点数を取られていたと思います。




続いて杉本恵太。
なかなか結果が出てこないのが残念ですね。
スピードを活かしてくれるパサーが、皆、交代で下がってしまっていたので、厳しかったと思います。




最後に巻佑樹。
今日も結果が出ずに終わってしまいました。
頑張りは見せてくれたのですけどね。
残念。




各個人については以上です。


チーム全体としては、序盤はボールを身長にキープして、シンプルにコーナーを取っていたので、とても良かったと思います。
左では、阿部⇒三都主⇒小川とつないでいました。ブルゾも絡んでいて、左サイドで人数をかけていましたね。

途中から左サイドでのプレーが少なくなってきて、浦和がボールを持つ時間が長くなってきたように思います。
ブルゾが中盤でコントロールして左に散らしていた間だけ、良かったのだと思います。

やはり三都主に左から何度も攻めてもらうのが吉。
阿部がいい位置にいて、三都主をしっかりとフォロー。

そのうちに阿部が上がってきて・・・、というのが理想です。

どうせ隼磨のいる右サイドからコーナー付近に攻め上がることは難しいのだから、左または正面から徹底して攻めて欲しいです。


あと、浦和レッズの終盤の逃げ切り策を見ていて思ったのですが、レッズも“試合巧者”ですね。
ボールをしっかりとキープします。

名古屋もああいうキープができるといいんですけどね。

次節に期待です。



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2010年05月02日 22:50

名古屋グランパスVSモンテディオ山形

カテゴリ:試合結果
名古屋グランパスVSモンテディオ山形
の試合結果は、2-1で名古屋グランパスの勝ち。



前半8分にケネディーがディングで。
後半44分に闘莉王がヘディングでゴールしてくれました!



     ケネディ

玉田   ブルゾ  金崎

  三都主  直志

阿部  増川  闘莉王  隼磨

      楢崎



     古橋達弥 田代有三

  キムビョンスク 北村知隆

    佐藤健太郎 下村東美

石川竜也 石井秀典 園田拓也 宮本卓也

       清水健太



今日、まず挙げたいのは中村直志。
今日の直志はいつもにも増して良かったです。

いつもの守備力&キープ力に加えて、ゴール前の攻撃に迫力がありました。
見ていて気付いたのですが、「いい位置にいる」というのが最大のポイントだと思いました。

「ゆっくりと、いつの間にか良い位置に動いていて、近くの敵がボールを持った時に突進していく。」
「ゆっくりと、いつの間にか良い位置に動いていて、ゴール前でシュートする。」

これが基本の動きでした。

リーグ戦4年ぶりのゴールこそなりませんでしたが、今日は、ゴールが生まれても不思議ではなかったですね。
今日は“元日本代表”の底力を見た気がします。
ゴール前で暴れまわる元日本代表、中村直志。

それでいて、守備では効果的な加速とタックルを見せてくれます。
全て効果的であるということ。
中村直志の運動に無駄は無い!

今日の中村直志は、後半40分までプレー。
全力でプレーする直志。体力的にはまだまだいけそうだったが、相手の後ろからのファールによって痛んだのを境に、急に足が止まりました。

あまりの好調さに、フィールドからはずしたがらないストイコビッチ監督でしたが、吉村に交代しました。

そして注目のプレーは、ケネディーの得点の起点となった中盤でのボール奪取シーン。

玉田、三都主が積極的に相手にプレッシャーをかけ、相手は斜めのバックパス。
それに合わせて直志も相手の動きを見ながら圧力をかけ、一瞬の加速でボールを奪取!
横の金崎にパスして一気に攻撃開始!

金崎からボールを受けた1トップのケネディーが、足の長さを活かして、右サイドに流れる金崎へ展開。
そして金崎がケネディーへのピンポイントクロス!
ケネディーのヘディングゴール!!!

直志がいい位置で奪ったのがきっかけです。
次節もスタメン確定だ!




続いて、1点目をアシストした金崎夢生。
今日の金崎は、前節よりも効果的、決定的な仕事をしました。
右サイドでの鋭いドリブルから、ゴール前に走り込む中村直志への縦パス!
直志が直接シュート!非常に惜しくもキーパーに阻まれました。

金崎は今日も良いドリブルで仕掛けていました。
1対1でにらみ合いを続けるのではなく、一旦フェイントでDFから離れ、そのまま中央へとドリブルをしていきます。
そうやって長い時間、ボールの出し所を探している時に、直志がゴール前に走り込む。
そして“キラー縦パス”。

良かったです。
これは隼磨にもやって欲しいプレーですね。

右サイドから三都主、阿部と絡む突破も何度か見られました。
また、ブルザノビッチ、玉田と絡んで中央でヘディングシュートする場面もありました。
攻めてましたね。

右サイドを突破し、ゴール前で倒されましたが、審判はファールを取ってくれませんでした。
残念。

そして残念なことにマギヌンと同じ、右足太もも裏を痛めて途中交代してしまいました。
でも、前半早々のナイスアシストはナイスプレーでした。




続いて、ケネディーです。
ナイス得点でしたね。技と高さが存分に発揮されていました。

以前の記事で書いた様に、ピッチ中央辺りでのポストプレーもしっかり行っていました。
かなり自陣のところまで下がってきていますね。
それでいて、玉田がドリブルするなどしてボールの出し先を探していると、一気にゴール前に走りだしていました。
ケネディーって、結構動いていますね。

巻佑樹にとって、ケネディーは素晴らしいお手本です。




続いて田中隼磨についてです。
今日の隼磨は、あえて「ダメ」だったと評したい。

失点の場面では隼磨のところで止めて欲しかった。
金崎、直志が演出した決定的チャンスの場面ではきっちり決めて欲しかった。

結果的に隼磨の大事な場面でのデキが、2点を左右したのです。
決定的な場面で1点を取れなかった。
(「玉田が触らなければ・・・」と思うかも知れませんが、解説者の言うとおり、触らなければはずれていた。それにゴール中央から右端まで完全に空いていたので、入れておくべきシーンだった。)
失点の場面では体を寄せきれず、完全にボールをコントロールされた。

そして、右サイドでの攻め上がり時には臆病になり、縦に突破していく姿が無かった。

なので、あえて厳しく言いたい。
結果として、田中隼磨単体としては、今日は「ダメ」だった!

少し前の記事で、
「隼磨のディフェンスは鉄壁だ。だから小川は右サイドをお留守にしてでも走り回ってくれ!」という旨の書き込みをしたが、隼磨がこれではいかん!


しかし、闘莉王が土壇場で決勝点を決め、苦しみながらも勝ち取りました。
試合終了の笛が鳴り、喜ぶチーム。
そこには、涙をこらえるかのようにして闘莉王の胸に顔をうずめる隼磨の姿。

自身のところで止められなかった悔しさを、田中隼磨は誰よりも強くかみしめていたのだろう。
闘莉王からいつまでも離れようとせず、ずっと顔をうずめていた。

正面から抱きつかれた状態の闘莉王が、そんな隼磨の背中を両手で、
「よく頑張った!」と言わんばかりに、バン、バンとたたいた。
闘将は大きな仕事をやってのけた。

頼れるリーダーの姿。
隼磨はそんなリーダーに叱咤されながら、刺激を受けながら成長を続けて行く。

リーグの終盤、し烈な優勝争いの中で、隼磨の“スタミナ”が必要となる時が必ず来る。
維持のぶつかり合いで敵も味方も力尽きて動けなくなった後半の終盤、隼磨の無尽蔵のスタミナが、唯一の得点チャンスを紡ぎ出す時が必ず来る。

頑張れ、田中隼磨!
今日は試練の日となったが、次節はもっと苦しい戦いが待っているぞ!
今度こそ、右サイドバックでの敵の攻撃を潰し切ってくれ!




続いて、アレックスこと三都主アレサンドロ。
今日はボランチからのスタート。

序盤、やはりアレックスのボランチでの“さばき”は良かったです。
うまく試合を組み立てていたと思います。

徐々にパスミスでボールを失う回数を重ねましたが、それでも、終盤の攻撃は多くの場面でアレックスが組み立てていましたね。
やはり攻撃のアレックス。
阿部が左サイドバックでしっかりボールを引き渡し、アレックスが中距離パスを効果的に使いながら攻めていたのが印象的です。
金崎が負傷退場するまで、金崎としっかり連携を取っていました。

小川が入ってからも、小川の走り込みにきちんとパスを出すなど、安定感のある攻撃ぶりでした。
そして連携攻撃の回数を重ねる中で、玉田とのワンツーが得点を演出しましたね!

玉田とアレックスの連携は、日本代表ブラジル戦でも1点をもぎ取っていますが、今試合でも絶妙のコンビネーションプレー。
アレックスのDFを欺く一瞬のフェイント。玉田のスーパーヒールパス。前に走り込んだアレックスによる闘莉王へのふんわりクロス。
あれは完ぺきな崩しでした。

金崎の様な強引な突破とはまた一味違う崩しのパターンですね。
スピードをつかって深く相手陣内をえぐるよりも、安定してクロスを上げることができるプレーですね。

守備はまだ危ない場面をいくつか作ってしまいますが、
やはりアレックスは攻撃が素晴らしい。

ボランチの位置にいる時のパスミスが減ってくれば、より完璧に近づきますので、ぜひそこを改善して欲しいですね。

今日はナイスアシストでした!
勝ち点3をありがとう、アレックス!




続いてブルザノビッチ。
今日のブルゾもなかなか良かったと思います。
カウンターでの玉田へのフィードは最高でした。

ブルゾはカウンターの時が一番輝きますね。
ブルゾはカウンター時にものすごく素晴らしいフィードや展開を見せてくれます。

それと、“レベルの高いワンタッチ”が多く見られますね。
玉田、アレックスなど、技術レベルの高い選手との連携が持ち味だと思いました。

敵、味方が密集した場面でブルゾがボールに絡むと、必ず最善の宛て先にパスを出してくれます。
ワンツーもいい。

マギヌンや金崎とはまた一味違った突破スキルを持っているので、なんとか周りがそれを活かして欲しいです。
それは、ブルゾの近くにいて壁になれば良いだけなので、「良い距離間」を維持して欲しいと思います。
あるいは、空いたスペースに走り込むのも良いでしょうね。
ブルゾはピンポイントのロングフィードができますから。

今の「何が起こるか分からないビックリ箱」的な要素を、周りがうまく理解して使える様になることを期待します。




続いて、楢崎正剛。
今日は、楢崎にとっては、セレッソ戦の様に忙しくはない試合でした。
ファインセーブと言えるものは1つでした。
ただ、失点をしてしまったのが悔やまれますね。
あれを止めるのは厳しい。
それでも日本の守護神、楢崎正剛に失点は似合わない。

次節の浦和戦は、ファインセーブ連発となるでしょう!




続いて、阿部翔平。
今日も全体的にいい動きだったと思います。
左サイドにいるアレックスに何度もボールを渡し、アレックスが活き活きと攻撃していた様に思います。
今日、アレックスが好調に感じた理由として、阿部が何度もボールをアレックスに渡していたことがあるでしょうね。

アレックスと良い距離を保っていたので、アレックスもやりやすかったのだと思います。
アレックスと阿部は相性がいいですね。

私としては、このまま2人して左サイドでスタメン出場を続けて欲しいです。




続いてスタメン続きのDF、増川隆洋。
今日もいつもと同じ様なプレーでした。

ディフェンスで高さとパワーで相手を封じていました。
そして、ヘディングによるクリアーボールは、相変わらず、相手に渡る確率が高いと思いました。

今日は、失点があったのが悔やまれます。
増川のポジショニングによっては、あの失点は防げたのかも知れません。
タラレバですが。

今日一番の目を見張るプレーは、“増川の攻め上がり”です!

アレックスや阿部、ブルゾ、玉田らが攻めあぐねているところに、増川のドリブルでの上がり。
自陣から離れて、敵陣侵入したかと思うと、玉田にパス。
そのままスルスルと駆け上がる増川。増川が上がるとは思いもしない相手DFの足が止まる。
フリーで、玉田からのワンツーを受ける増川。
そのままゴール前へ近づいて、そのまま全力シュート!!!

惜しくもディフェンダーに阻まれてゴールならずも、素晴らしい攻撃でした。
解説者も驚きの声をあげる、びっくりの攻め上がり。
もの凄く面白いシーンでした。

増川が攻め上がる度に、
「増川って、MFもやってたんだよな」
と思いだします。

局面を打開する、非常に良いタイミングでの攻め上がり。
素晴らしいプレーでした。

あれでFW、MF陣も、奮起を促されたことと思います。
「ビビってないで、ガンガン攻めろ!」
という強いメッセージにもなったと思います。

また見たいですね。増川キャノン。




続いて小川佳純です。
入ってすぐ、中央辺りから左サイドの前方へ駆け込んで行った小川。
左サイドからの攻撃でアレックスが、ボールを相手に奪われてしまった場面だったのだが、小川のこの頑張りによって名古屋ボールになりました。
小川についていたDFを完全に振り切って。

あれは素晴らしいダッシュだった!
あれによって、敵陣に上がっていた味方達が下がらずに済んだ。
カウンターを受けずに済んだ。

小川が右サイドあるいは中央から、左サイド前に走り込むプレーは、一定の価値を持っている。
そのプレーをサポーターは誰もが評価している。


ただ、実は今試合で、私は

「中村直志は、どれくらいの量を走っているのだろう?
 さぞ、ものすごい距離を走っているのだろうな。」

という目を持って、ゲームを観察した。
そこで気がついたのだが、「直志は意外と“短い距離”を全力疾走している」ということでした。

つまり、直志は、“長距離”を目いっぱい全力で走っているのではないことに気が付きました。
直志は、あくまでも“自分の近く”でボールを持っている相手に突進しているのだ。
これはディフェンスの場合。

オフェンスの場合では、フリーランニングの際にはゆっくりと移動している。
そして、金崎が右サイドでDFを外して、ボールの出し所を探しそうになる(チャンス!)と見るや、ゴール前に斜めに走りだす、という具合。

オフェンスに関しては、“良い場所からの”全力疾走をしていた。
軽いフリーランニングによって、予め良い位置に移動しておいて、チャンスが訪れる一瞬に全力疾走。
これが直志の今日の攻撃だったと思います。

つまり、小川には“味方に絡むことができる位置までフリーランニングで移動し、突如、走り出して欲しい”と思いました。
“良い位置”とは、ボールとの距離ですね。

左サイドでアレックスがボールを持っている時に、中央よりやや左の位置にいる感じでしょうか。
アレックスから直接ボールを受けるには遠い。
しかし、アレックスが相手をかわして中央に切れ込んできた時に、“絡むことになる存在”。

“良い位置”とは、“ボールに絡むことになる位置”、なのかも知れない。

サイドに広く構えるのではなく、単純にボールに絡むことになりそうな位置に無理のないフリーランニングでもってポジショニングしておくのがいいのかも知れません。

きっと、“小川がハマる場所”というのがあるはずです。
それは、ブルゾの近くかもしれない。
玉田が好んで通るドリブルコースの近くかも知れない。
アレックスが左足で度々出す左サイド前のコーナー近くかも知れない。
金崎が中央へ切れ込んだ後のゴール前の縦パス先かも知れない。
闘莉王の上がり先かも知れない。
(小川と闘莉王のワンツーは相性がいい感じがします。闘莉王の上がりをサポートするのも良いかも。)

絶対に“小川がハマる場所”というのがあるはず。
小川がはまる場所。それは小川自身が一番よく知っているのかも知れない。
小川自身が得意に感じているパターンがあるのなら、チームメンバーとコミュニケーションをとって、それを演出する回数を増やすよう、一言“お願い”すればいい。
2008年のプレーに、“小川ハマる場所”のヒントが見つかるはず。

小川よ。君は「デキる」プレーヤーだ。
今試合も、前の試合も、決定的なシュート場面まで辿り着けている。
あと一歩じゃないか。

焦る気持ちはあるだろう。
焦ってもいい。焦らなくてもいい。
焦るか焦らないかは、どっちでもいい。

“自分がハマる”プレーをまずは自身がイメージし、チームメイトと共有してみて欲しい。
個々のチームメイトとの“約束事”をいくつか作っておけば、きっと動きやすくなると思う。

そうすれば必ず、
“自分がハマる場所”、
“自分がハマる動き”、
“自分がハマるチームメイト”
が見えてくる!

チームメイトとの「意思疎通」で、“迷い”や“失敗する確率”は必ず少なくなる。

世界でも一流の実力・実績・歴史を持つストイコビッチ監督は、いつも「サッカーはとてもシンプルなスポーツだ」と言うそうです。
超一流のプレーヤーに見えているもの。それはとてもシンプルなものの様です。

結果が出やすいシンプルなルール(約束事)があって、それを仲間同士で認識し合った上で、ピッチで自分なりに実現する。

小川も、シンプルに持ち味を出せばよいのかも知れません。
シンプルでいて、精度・確率が高いプレー。
そういったものが、小川の得点嗅覚を爆発させる気がします。

今は、点が取れていないことが、自身も周りも気になるかも知れないが、1点取ってしまえば、今のマイナスの感情は一気に吹き飛ぶ。
周りの声も一瞬にして歓声に変わる。
それは時間の問題だ。焦ることもない。

まずはセレッソ戦でキーパー正面にシュートを打ちこんだ。
その轍を踏むまいと、今試合で枠の隅を狙う意識でシュートを放った。
(闘莉王からボールを受けたシーン)

徐々に調整できている。
気持ちは十分。運動量も十分。

ゴールは近いぜ。
どうやらサッカーの神様は、マギヌンと金崎を負傷させてまで、小川佳純をピッチに出したがっている様だからね。。

今、全サポーターにとって、小川の得点ほど嬉しいものはない。
私たちサポーターは、その時をゆっくり待つことにしましょう。
シーズンは長い。小川が“救世主”に見える日が必ず来ます。




最後に、玉田圭司です。

今日の玉田は、前節よりも一層、動きが“切れ切れ”でした。
玉田にしかできない俊敏な動きを何度も見ることが出来ました。

個人技で中央からドリブルして枠内シュート!
一人でも攻めることが出来る。見方を活かすことも出来る。
そして今日は決勝点を演出したスーパーヒールパス!

決定的な仕事をしていましたね!

前節のセレッソ戦では、久々の試合で、足をつりながらの戦いでしたが、今試合は、最初から最後まで快活なプレーでした。
今試合で完全に波に乗れたので、いよいよ、次節の浦和レッズ戦で、才能を爆発させてくれるでしょう!
玉田圭司は、まだまだこの程度のものではない!

左サイドで、ブルザノヴィッチからの素早いボールを受けてそのまま1対1で勝って、クロスまで辿り着く場面も良かったです。

玉田は、相手が強ければ強いほど、強豪であればあるほど、本領を発揮する。
眠れる才能が開花する。
なぜならそれが“天才”だからだ。

第1節、ガンバ大阪を仕留めたのは玉田圭司。
前節のセレッソ大阪を仕留めたのも玉田圭司。

そして強豪浦和レッズを仕留めるのも、名古屋の英雄玉田圭司だ!

誰も彼のドリブルを止められない。
誰も彼の連携プレーを止められない。
今試合の様に。

浦和レッズよ、脅えるがいい。
次節、玉田圭司は“クライフ”と化す。


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Posted by Rito │コメント(0)