2011年08月08日 06:18

名古屋グランパスVSジュビロ磐田

カテゴリ:試合結果
名古屋グランパスVSジュビロ磐田
の試合結果は、2-1で名古屋グランパスの勝ち!




「小川今シーズン初ゴール」キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

「永井Jリーグ初ゴール」キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!




ついに来ましたか。(;_;)


ダブルで。


両方とも待っていました。




トップに躍り出るために大事なこの試合、
そして天国の「マツさん」が見ている最初の試合で、
大きな仕事をしてくれましたね。(;_;)




ついに、取るべき人が取ってくれたという気がしました。




そして、他の選手も皆、力の限り闘っていました。
(阿部ちゃんは珍しく足もつっていましたね。)




それにしても、最近は先制されても全然負ける気がしないですね。
一試合に(平均で)2点はコンスタントに取っているわけですから。




そして今日、永井が点を取った後に隼磨と抱き合っている姿を見て、
私も涙が出そうになりました。




良くやったぞ永井謙佑!




得点というのは時に、点数以上の意味を持つことがあります。




チームメイトの“思い”を背負い、得点という形に仕上げる。




小川も永井も本当に素晴らしい活躍でした。




これぞ、10番。
これぞ、未来のエース。











さて。
試合全体の感じですが、やはり玉さんが下がってきて中盤でボールを持つと、チームの攻撃が乗りますね。




今日の試合は、玉さんが中盤でファールをGETすることがものすごく多かったと思います。




「ファールでしか止められない男」、玉田圭司。




今日はこれが際立っていましたね。




「ファールでしか止められない男」というフレーズは、
決して私一人のうわごとなどではありません。




ペナルティーエリアにやや近いところで玉さんが普通にドリブルするだけで、磐田のジウシーニョがたまらずイエローで止めざるを得ない状態。




やっぱり、ここ最近の試合ずっと、玉さんがひたすらドリブルで長い時間、保持するのが吉です。




その力を引き出しているのは、玉さん本人の普段からのコンディション作りや“思い”はもちろんですが、淳吾・直志・小川・今日のブルゾらのプレーでもあると思います。




後半の、皆が疲れるまでの(70分くらいまでの)間、玉さんがエネルギーを使ってひたすらドリブルをしかけまくり、70分以降は、それまで丁寧キープしていた小川が、いよいよエネルギーを使って飛び出しまくる。




これがいいんじゃないかと思いました。
(でも、同点に追いついたのは前半。小川の素晴らしい飛び出しから。となると、先制点を奪われた時は、やっぱり小川の前半からの頑張りも大事だなぁ。)




この良い流れを助長させていた要素として、阿部ちゃんの、リスクを極限まで下げるための「義成さんへのバックパス」選択も大きかったと思います。




リスクを取りずぎることなく、チャンスじゃないときには早々にキーパーへ下げる。
そして、闘莉王から玉田・隼磨へ。増川から淳吾・小川へ。




この“絶対にボールを失わない”、という感覚、とても良かったと私は思いました。




グラウンドを広く使って、広いスペースを効果的に使っていたと思います。
広くパスを回しているだけで相手は疲れますからね。




攻撃や守備においては、阿部ちゃんは、もう少し高いパフォーマンスを出すことが出来るとは思いますけどね。
おそらく、受け手の動き次第だと思います。




受け手が鋭い動きをすれば、ビシッと強い縦パスを入れることができる阿部翔平。




今の丁寧キーププレーを維持しつつ、闘莉王並に鋭い縦パスを入れた方がいいのかどうか、考えどころではあると思います。




神がかっている時の阿部ちゃんは、もっと素晴らしい縦パスがビシビシ入りますからね。
特に、受け手が玉さんである場合、臆することなくバシバシ入れちゃって下さい。




玉さんはどんな状況でも鬼トラップして攻めに転じてくれますから。




玉さんの足もとにリスクなし。




「攻撃時、阿部ちゃんと玉さんの連携がいい」
と、常々私は見ていますが、それは玉さんへの縦パスが効いているのだと思います。




「ファールでしか止められない男」玉田圭司に、ゴール近辺でボールを持たせるのは、アンタの頑張り次第でもあるぜ!




守備では、最近、相手にクロスを上げられちまう場面が多い気がします。
抜かれるのが怖いけど、長友や隼磨並に相手との距離を詰めてもいいかも。(^-^;)




そして今日、増さんから隼磨への素晴らしい「レーザーフィード」が2、3本ほどあったかと思います。




気持ちのこもった駆け上がりを見せる隼磨。
そこにピンポイントで合わせる増さん。




素晴らしい連携プレーでした。




増さんの守備は相変わらず固かった。




終盤、増さんが頭を痛めた時はものすごーーーーーく心配しました。(@_@;)




でも、すくっと立ち上がった時には安心しました。
やっぱ体の強さは増さんは最強なのではないでしょうか。。




今日の隼磨は守備に攻撃にと、素晴らしいパフォーマンスだったと思います。




終始、気持ちのこもったプレーでした。
隼磨には珍しく、後半、足が止まり気味の場面が見られました。




相手が抜きにかかって、そのままやや競り負ける様な場面なんて、今までほとんど記憶にないです。




それほどまでに、その時までエネルギーを使って走っていたのだと思います。
その思いが通じた試合となって本当に良かったと思いました。




続いて今日、ケネディーが何度か磐田のキーパー川口能活に襲いかかるシュートを放っていましたが、そこはさすが日本代表のゴールを守ってきた川口。




何度も止められました。
玉さんの直接フリーキックも。




さすが川口能活。




しかし、永井とのワンツーで、最終的には決勝ゴールを演出。




ホント、イイ仕事してます。ケネディー。




1点目は淳吾が絶妙スルーパス。




なんだかんだで点に絡んでいる男、藤本淳吾。




全体的に安定した試合運びが出来ているのは、淳吾の試合コントロールに依るところが大きいかも。




淳吾はドリブルをしながら、出し手をじっくり見ることができる選手ですね。




中村俊輔も、この性質があって、「いつでもパスを出せる」という状態が長いです。




キラーパスを狙っている感じがします。




そして今日、ケネディーに鋭い決定的パス。




あそこにズドンと縦パスを入れられると、相手はキツイですな。




そして今日の直志。




直志は相変わらずの献身的ハードプレー。(;_;)




全力を出し切って途中交代。




毎回毎回、頭が下がります。m(_ _)m




数試合前の「救世主的ミドルシュート」が記憶に残っています。




そして今日は怪我のダニルソンに代わってブル造が先発。




今日のブル造の出来は良く分かりませんでした。




序盤、ワンタッチプレーが目立つかなり高度な戦いだったため、磯村でなく、ブル造で正解だったと思いました。




最近でこそ、やや太り気味かも知れないブルザノビッチ。




2009年シーズンだかの年末に母国に帰って体を絞って帰って来た時、ものすごい高いパフォーマンスでした。
あのキレをもう一度見たいものです。




ブル造は、体を絞ったら凄い。
まだまだ本来の能力を生かし切っていないと思われます。




今後に期待です。




今日の試合の終盤、皆、足が止まってくる場面が目立ちました。
それほどにまで、皆、全力で戦っていたのですね。




守備で耐える時間帯、闘莉王が1対1で競り勝って、グラウンド外にダイビングすることになった勝負シーンは素晴らしかったです。




闘莉王も全力プレーをしていることが痛いほど伝わってきました。




本当に感動的でした。




ブル造のゴールこそならなかったものの、決定的な場面を演出する攻めも見せてくれました。




勝とうとする気持ちが前面に出ていた闘莉王。




今日もいつもながらのハイパフォーマンス。




強い。




今日のような気持の入った試合では、「ウマさ」に加え、「泥臭い強さ」も発揮していたと思います。
本物の“強さ”だと思いました。




“強い”という言葉は、足元でこちょこちょやるだけに留まらず、ああいった精神的な強さを表すものだと思いました。




序盤に、速いパス回しのエレガントさ・正確さから入って、終盤の苦しい時間帯に気持ちで戦う。




本当に素晴らしかったです。




今日の終盤では、皆、走り疲れていた。




その時間帯まで、全力で走ってきたから。
“気持ち”を込めて走っていたから。




今日、「マツさん」が天国で試合をみてくれていたとしたら、
「やっぱり名古屋さんは強いね。」
と思ってくれているんじゃないでしょうか。




そんな素晴らしい試合だったと思います。




天国の「マツさん」が喜ぶような試合だったと思います。




今日、田中隼磨の「マツさん」への強い“思い”が、天国に届いた。
そんな素晴らしい試合だったんじゃないでしょうか。

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