セレッソ戦の補足:ブルゾのイエローの判定

Rito

2010年04月27日 23:14

先回の記事の、セレッソ大阪戦について補足です。

↓こちらの動画の 5:11 のところから再生して下さい。



ブルザノビッチがゴール前で転倒しましたね。

Mixi、Twitter、ファンブログの書き込みを見渡してみると、

 「ブルゾはわざと転んだ。」
 「ブルゾはあそこで自分でこけるな!」
 「自分で転んでおいて、審判に文句を言うな!」

という声が目立ちます。
ブルザノヴィッチがわざと転んだ、というのです。

解説者の山本昌邦さんまで、
「あ~、自分の足(にひっかかっている)ですよね。」
とコメントしています。


しかし、私の判定では、
あれはまぎれもない『審判の誤審』です。
しかも、「2重の見落とし」です。


いいですか。
5:29のスローのところから何度も再生してよーく見て下さい。

まず、ブルザノヴィッチがディフェンダーの前に完全に入り込みますね。
その後、まず相手の1つ目のファールとして、わざと手を使っています。

前を走るプレーヤーをわざと両手で挟んで動きを止めるのは、完全にファール行為です。
どう見ても、完全に手を使っている。競り負けたと見て、わざと。
今シーズンから、手を使ったファールを厳しく取らないといけないのに、この審判は見落としました。
これが1つ目。


続いて2つ目のファールです。

上の動画の、5:32の一瞬に、
「さりげなく、DFが足をひっかけている」のです!

足といっても、DFの足の“つま先”が接触したのではありません。
ブルゾの左足に、DFの“左足の太ももの内側”が接触しているのです。

DFの左足太ももが、ブルゾの後ろに延びた左足をひっかけている。

結果、ブルゾは後ろにあった自身の左足を前にもっていく際に、自身の右足に左足をぶつけた。

だから、ブルゾはマジで転んだのです。
だからこそ、頭がガクッと下に落ちる様にバランスを崩したのです。
だからこそ、ブルゾは本気で審判に怒ったのです。

これはきわどい判定ですが、やはりビデオで見ると、
足がかかって転んでいることは間違いありません。


でも、あれを見抜くのは難しいですね。
だから、審判を責めることもできないと思います。
せめて、両手を使ってわざと挟み込んだ反則を取って欲しかった・・・。

逆にDFがうまかったと評価すべきかも知れません。
ディフェンダーの皆さん、あれは使えますよ。。。
両手を上に上げつつも、足は太もも辺りで軽くはたく。


ブルザノヴィッチにとっては不運でした。

でも、このブログを見てくれている真のグラファンだけは、
ブルザノヴィッチの味方でいてあげて下さいね!

セレッソ大阪戦の補足は以上です。






関連記事