名古屋グランパスVS大宮アルディージャ(ナビスコ杯)

Rito

2010年05月22日 22:48

名古屋グランパスVS大宮アルディージャ
試合結果は、1-3で大宮アルディージャの勝ち。


前半で3失点・・・。

大宮は、ほぼトップメンバーがそろっているのに対し、
こちらは、代表4選手と&マギヌン&アレックスが抜けています。

ナビスコ杯は、トップメンバーだけで固定で回してはいけないルールがあります。
それもあってか、増川隆洋、小川佳純、吉村圭司、杉本恵太がベンチスタートです。
田中隼磨はベンチ外。


花井聖のセンターバックが注目だったわけですが、結論からすると「ダメ」でしたね。

ビルドアップの時は、なかなかいいフィードを見せていたのですが、守備がかなり厳しかったです。
“相手を潰す”という場面が殆んど無かったと思います。
ただ相手に付いているだけ、という感じがしました。

うーむ。
これで花井のセンターバックはなくなったかな。




橋本晃司は、なかなか良かった気がします。
シュートの詰めが甘かったのですが、サイドや中央から果敢に攻めていました。

橋本は、終始“戦っている”という感じがしました。
何度も、サイドや中央を“こじ開けよう”としていました。

次回も期待できます。




巻佑樹は、ポストプレーを頑張っていましたね。
ゴールを脅かすシュートはあまりなかったのですが。
次回こそ、得点を決めて欲しいですね。




今日のダニルソンは、ミスが目立ちました。
最初の失点も、ダニルソンのミスから。
うーむ。ダニルソンを取ったのは失敗だったかも。
2010年全体を通じて、中盤でボールを取られ過ぎです。




竹内彬は、田中隼磨ほどの活躍をできずに終わってしまいました。
今日の竹内を見て、いかに隼磨がいいプレイヤーであるかが分かります。




ちなみに、私は、ストイコビッチ監督の竹内に対する評価がすこぶる低いのではないかと想像しています。
なんだかんだで、失点が多いからです。
また、本人が自覚している通り、クロスの精度が良くないからです。

今日も、竹内が右サイドの前線にいた時のプレーを見て怒るストイコビッチ監督が映っていました。




来年あたり、竹内がグランパスからレンタル移籍、あるいは完全移籍してしまうのではないかと心配です。




名古屋にはお金があるので、かつてのアレックスの様な“ベンチで出番を待ち望んでいる実力者”をいつでも獲得できてしまいます。

平木良樹、佐藤将也、新川織部など、次々と若手を放出したグランパス。
おまけに杉本恵太まで、大幅な減額に処して、放出も辞さない考え。

来年は、田中輝希も来ます。

実はグランパスは今、セカンドメンバーの入れ替えを行っている真っ最中なのです。
そんな中で今日の試合内容だと、ストイコビッチ監督も厳しく対応せざるを得なくなると思うのです。

セカンドチームの練習試合を見に行っては、落胆して見るのもやめてしまうストイコビッチ監督。
監督は、セカンドチームの改善を図りたいと思っているはずです。

山口慶ほどのプレイヤーをあっさりと切り捨ててしまったグランパス。
一方で元日本代表アレックスをポンと獲得してしまったグランパス。




久米GMが来てから、グランパスに“安住の地”はなくなってしまったのかも知れません。




だからセカンドチームには頑張って欲しい。
もっと頑張って、ファーストチームを脅かす選手になって欲しい。
少なくとも山口慶以上の選手にならないと、グランパスには残れない・・・。

頑張れ花井!
頑張れ竹内彬!












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