久米GMラジオ出演!

Rito

2011年01月10日 22:22

こんにちは、Ritoです。



つい今しがた、東海ラジオ「週刊サカラジ」を聞きました。



私が愛してやまない久米一正GMがご出演されたからです!!!



2010年、名古屋グランパス優勝の立役者、久米一正GM。



その久米先生がラジオにご出演されました。



裏話満載だったので、ここでご紹介します。



ネタは主に↓この4つ。

1.永井謙佑獲得について
2.藤本淳吾獲得について
3.その他の獲得について
4.スペイン留学について



移籍話が中心というわけです。



ひたすらメモしてラジオを聞いたので、久米先生が話した順に、
箇条書きしますね。



■闘莉王、千代反田、新井、ダニルソンなどの補強は、
 2011年を見込んだもの。
 だからディフェンス体制は2010年とほぼ同じようものとなる。

■アナウンサー「永井の獲得はどの様な意図がありますか?」

 スピード系の選手が少ない中でいろいろなプレーができる。

 将来日本を背負う大事な選手を「預かった」。
 日の丸を背負う選手に育てなければならない。

 とは言え、まだ大学生で甘いし、
 性格の良い優しい子ですからしっかり鍛える。

 実は浦和レッズへの入団がほぼ決まっていた。
 その情報が入ってきたので、さてどうしようかと思った。

 そこでFC東京、浦和レッズの後に、名古屋に練習に来た時に、
 永井を監督の家の近くのホテルに泊らせ、
 監督に迎えに行ってもらうことにした。

 どんな話をしたんですかと私が監督に聞いたら、
 「世界に出るなら、きちんとしたチャネルがあるところでないとダメだよ。
  へんなところに行ったらダメだよ。」
 「ポジションはこっから前。」
 と伝えた、言っていた。

■アナウンサー「藤本淳吾を獲得しましたね」

 彼は高校を出る時に鹿島アントラーズか、筑波大かで迷っていた。
 大学を出る時も鹿島か他かで迷った。
 そこで私が口説いて、清水に入れた。

 私がグラに就任した当初、日本の選手を見渡して、
 ストイコビッチ監督は藤本に目を付けた。

 でも、私は長谷川監督と5年間いっしょにやってきたので、
 奪い取ることは勘弁してもらっていた。

 しかし、長谷川監督解任となったのでOKということになった。

 藤本獲得の話をする面会のときにも、
 サプライズでストイコビッチ監督に行ってもらった。
 後で聞くと、藤本は「焦った。汗が出た。」と言っていた。

 そこで1時間くらい話していた。

 どんな話をしたんですかと私が監督に聞いたら、
 「ポジションはこっから前。」
 と伝えた、言っていた。

 筑波大の同期で、淳吾と一緒にプレーしていた阿部翔平にも、
 スカウトさせた。

■アナウンサー「今後の移籍・獲得については?」

 今年は、永井謙佑、藤本淳吾、田中輝希、吉田眞紀人の
 4人で「打ち止め」です。

■アナウンサー「守備は竹内が千葉へ行って薄くなりましたね」

 守備は、ダニルソンもあれだけ活躍していることだし、
 三都主をボランチに入れたり、吉村、中村直志など、
 守備のできる選手がいるので心配はしていない。
 花井の台頭も期待している。

 若手の育成が遅れているが、
 徐々に良い傾向が出始めていると思う。

 去年の12月にスペインのソシエダードに行って来た。
 新井、田口が留学することになった。

 向こうの会長にウチの選手を育ててくれないかとお願いした。
 だが行ってすぐにうまくなるとは思っていない。

 向こうは厳しいですから、それによってメンタルが強くなって、
 くれればと思う。
 「お前らが先頭に立って引っ張って行け」と伝えた。



以上です。
「今年の補強は4人で打ち止め」など、興味深い話が盛りだくさんでしたね。



書いていて思ったのですが、
いくつか、他クラブに知られたくない様なものもありますね・・・(^_^;)



清水エスパルスさんにおいては、

  「長谷川監督解任 = 藤本放出」

を意味していたんですね・・・。



淳吾は、WikiPediaにある通り、まだ大学生の時に、長谷川監督に一人前の戦力として扱ってくれたことに感激して清水に入ったようです。



淳吾が清水に入るきっかけとなった長谷川監督。



その人を解任してしまったことは、エスパルスにとっては痛かったかも知れませんね。



エスパルスさん、すみません。m(_ _)m



それにしてもストイコビッチ監督と久米GMの連携は、
素晴らしいものがありますね。



久米GMの“アシスト”と、ピクシーの“決定力”。



絶妙に絡み合っています。









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