2011年07月18日 00:12

モンテディオ山形VS名古屋グランパス

カテゴリ:試合結果
モンテディオ山形VS名古屋グランパス
の試合結果は、0-2で名古屋グランパスの勝ち。




よし。順当勝ち。




これで、7月の「残りの3連戦」の一つ目で、予定通りに勝ち点3確保。




「横綱ずもう(横綱サッカー?)」的な試合でした。




今日は玉さんが、縦横無尽に、




キープ&ドリブル、
キープ&ドリブル、
キープ&ドリブル。




そしてそのまま“順当に”シュート&ゴール。




“ファールでしか止められない男”、玉田圭司。




「玉田圭司は(ボールを)持ちすぎるくらいが丁度いい。」




玉さんがボールを持つ時間が多いと、
今日の様に“順当”なゴールが生まれます。




それを今日、しっかりと証明してくれました。




玉さんはボールを保持しまくって正解ということが、
今日、改めてハッキリしました。




ケネディーが抑え込まれても、
こっちは、玉さんにボールをあずけまくって、
下からドリブルで攻め上がれば良いということを、
今日、改めて感じました。




やっぱり玉さんのドリブル+展開力は強力。




そしてその玉さんとの連携をした中村直志&小川佳純が素晴らしかった!!!




直志は相手DF一人をドリブルでぶち抜いて1点目を演出。




高いレベルで安定したキープ力、攻撃力、守備力を発揮。




“個”の力を存分に活かしていましたね。




全てのプレーの質を高く維持した中で、
決定的となる仕事。




ナイスプレーでした。




そして今日、小川はスペシャルに素晴らしかったと思います。




特にキープ!!




今日の小川のキープは惚れ惚れするほどに最高でした。




チームの中盤で“こまめ”にキープ・キープ・キープ。




試合の最初から最後まで、途切れることの無い、
安定したキープ・キープ・キープ。




これが効いてました。




ものすごーーーーーーーーく効いていました。




前線にスピードやアクセントをつけられる玉田、直志、永井、ケネディーがいる中で、守備&キープの意識がいつも以上に高かった今日の小川。




繰り返しますが、
これ、マジで効いていたと思います。




あの「こまめで丁寧なキープの連続」こそが、
グラのボール支配率を劇的に高め、
玉田のボール保持率を高めました。




小川がキープしては、めぐりめぐって玉田へ。
小川がキープしては、隼磨・阿部ちゃんを経由してケネディーへ。
小川がキープしては、ダニルソンを経由して直志へ。




「丁寧キープ」は、一つの得点よりも大事なものなのかも知れない。




そう思わせる様な、質の高いキーププレーでした。




今日の小川は、ボールを受けたら、一旦、“ピタッ”と止まって、
最適なパス方向を見定めてからボールを丁寧に出していました。




つまり、
パスを受けた瞬間、一旦、ボールを足の裏の下に置き、
“じっ”と止まる。




その間に、一番、ボールを失うリスクの少ない方向・味方に、落ち着いて安定したパス。




全然焦っていない。




無理に成功率が低いタイプの攻撃を仕掛けず、
ごくごく普通のキープの連続。




これでいい。
このプレーから、闘莉王の“効果的な縦パス”や、
玉さんの“鬼のドリブル”が生まれていた。




今日の小川のキーププレーの一つ一つに、私はしびれていました。




要所要所でしっかり戻って守備。




要所要所でポジションのバランス取って、
しっかり味方をカバー。




やはり、
ボールロストを丁寧に避けている時の小川は調子のいい小川。




それを今日、改めて実感しました。




ボールロストを避け、
90分間、丁寧にボールを繋ぎ続ける小川のプレーは、
そのまま、調子のいいチームを作り出し、「横綱ずもう」を作り出していたと思います。




チーム全体としての「守備の時間」を大幅に減らすことに成功した。
これが、「横綱ずもう」の大きな要因だと思います。




そして、淳吾のいないコーナーキックでは、
これまた再三の素晴らしいキック。




良かったです。




こんな感じの小川が続いてくれると嬉しいなぁ。




今日の様なプレーだったら、
どんなに強い相手でも、安定してできるからね。




小難しいことしてボールロストなんかしないで、
きっちりキープ。




この夏場の連戦では、得点を決める事よりも、
今日の様な豊富な運動量と「丁寧さ」を活かしたプレーを続けて欲しいです。




ダニルソンは“深い位置”での汗かき役。




そして今日の小川は、
“攻守のバランスが取れた”汗かき役
だったと言えるのかも知れません。




奪っては味方へパス。
キープしては味方へパス。




この繰り返しでOKです。




「ボールロストだけ避けて、あとは自由。」




そんな、小川の能力が最大限に活きるプレーを、引き続き見ていたいと思います。




さて。
続いて今日の闘莉王。




今日のトゥーさんも安定して良く、
特に「縦パス」をバシバシと入れていました。




ここから玉さんや直志の攻撃が始まる、というリズムが生まれていたと思います。




そして今日の増さんも90分間、相変わらず「ノーミス」で安定したプレー。
前節同様、相手クロスをヘディングで跳ね返しまくりでした。




安定感抜群でした。




相手の攻撃を防いだ後、単純なクリアーで外に出してしまうのではなく、前線にいる永井にしっかりと繋いだ超ロングパスは素晴らしかったです。




今日の増さんは、
守備も攻撃も「完全無欠」でした。




続いて今日の楢さん。




満を持しての復帰となった楢さんは、
いきなりの「超ファインセーブ」!!!!!!




義成さんもいいけど、やっぱ、楢さんスゲェわ。




名古屋のゴールキーパーはホント、超、レベルが高いですねぇ。




キーパーの選手はもちろんのことですが、
伊藤コーチ、ディドさん、
ホント、いつもありがとうございます。m(_ _)m




今日も完封でした。感謝、感謝です。




そしてその完封を演出したDFの田中隼磨。




ハユさんも丁寧プレーが多めでした。
ボールロストが非常に少なかったです。




固い守備&玉さん・直志・闘莉王にきっちり繋いでいました。




気合いの入った“闘志あふれるヘディングクリアー”で相手FWと交錯して倒れこんでしまった時はすごく心配しましたが、再び元気良く縦横無尽に駆け上がるハユさん。




良かったです。




続いて左サイドの阿部ちゃん。




今日は小川のボールキープ、そして玉さん、直志らのボール支配率が高くて、前線に上がる機会が少なかったと思います。




これは攻撃陣が充実していたということなので、良いことだと思いました。




クロスはいつも通りだったでしょうか。




ボールロストすることなく、しっかり闘莉王に繋いだりしていたと思います。




難しいバウンドが来たり、相手に飛び込んでかわされてしまったりといった場面もありましたね。




今日の様な感じで玉さんがボールを支配する時間が多い時には、必ず、高い質の連携を求められる時が来ますので、引き続き、期待です。




続いて今日のダニルソン。




ダニルソンは相変わらず文句なしです。




山形の決定的な場面(楢さんがファインセーブをしたシーン)で、
ダニルソンが後ろから駆け込んで、相手のシュートを阻みました。
あれはダニルソンがいなかったらやられてたかも。(@_@;)




続いてケネディー。




相手DFが、かなりしつこくくらいついて来て、かなり苦労していた様ですね。
ケガが無くて良かったです。




前節にも言えることですが、前線で頑張ってプレッシャーをかけに行く姿をよく見る様な気がします。
結構な運動量ではないでしょうか。




今日は“鬼のケネディー”は出てきませんでしたね。




続いて永井謙佑。




今日は「小川の丁寧キープ」が際立っていたせいか、
「たま際」でボールを取り切ることが出来ない場面がややあったと思いました。
(まあ、FWってのはそれでもいいわけです。リスクを取ってゴールにどんどん突っ込んでいってくれ!)




そして、勝ちを大きく引き寄せるゴール前のプレーで、
1点を演出。




良い仕事してくれましたね!
(ハユさんのトラップも何気に絶妙だった。)




あれのお陰で「横綱ずもう」ができました。




やっぱりFWってのは、
点を取ってナンボ。点に絡んでナンボですね。




ナイスでした。




今日の試合レビューは以上です。




よし。
柏とマリノスが足踏みをして、ウチは「横綱ずもう」。




これで、首位まであと「勝ち1つ」と「引き分け1つ」。




“7月末の三連戦”の一つ目は予定通り勝ち点3ゲット。




そして、次戦の広島が本命となる「標的」だ!




この“山場”の後は最下位の福岡戦。




ということはこの広島戦は、“全力”で戦っていい。




夏場の連戦だろうが、
バテバテになって足がつるほどに、パワーを使い切っていい試合だと言える。




広島は山形の様にはいかないだろう。
怖いFW、佐藤寿人、李忠成がいる。




それに、やたらウマい10番的な助っ人外人、グルジア代表の、ダビド・ムジリがいる。
(こいつは危ない・・・要注意だ・・・)




守備陣も、監督の戦術も充実しているチームだ。




それを念頭に入れて、賢く、強く、“気持ち”を持って闘おう。




今日の「丁寧キープ」&「鬼ドリブル」に加え、
様々な工夫を織り交ぜたり、リスクを取ったりする必要に迫られるだろう。




しかし恐れることはない。
俺たちには“相手が止めようがない強力な武器”がいくつもある。




それはケネディーへのふんわりクロスかもしれない。
サイド深くをえぐることかも知れない。
“鬼気迫るドリブル突破”かも知れない。




試合の中で何が最適なのかが自然に見えてくるはずだ!




この“7月の最後の山場”となる広島戦に向けて
休養と栄養補給を完全にコントロールし、
試合直前のコンディションを最高潮にして勝ち点3をもぎ取ろう!
(広島戦での勝ちはマジで大きいよ。大事な試合だよ、これ。)




よし!




7月の残り2試合は、「首位奪還」の試合だ!




「王者に相応しい場」に就こう!!!




次の広島戦は、何が何でも勝ち点3だ!!!!




待ってろよ、広島。
名古屋は「全力」でいくぞ!!!!!!!!


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